姜乃榮（カン・ネヨン）さん対話集会

宇都宮けんじが理事長を務める「反貧困ネットワーク」主催の集会です。

韓国「住民連帯」運動に学ぶ　姜乃榮（カン・ネヨン）さん対話集会のご案内

韓国ソウル市では市民民主主義と草の根住民自治を掲げ、普遍主義を根本に据えた社会福祉を政策に掲げ、福祉職員を倍増し、担当公務員と看護師がペアで家庭訪問、地域の住民主導のネットワークと連携し、申請主義を克服するチャットン事業（出前型福祉サービス）を展開、生活保護捕捉率も飛躍的に高めてきました。姜乃榮（カン・ネヨン）さんらが組織してきた「冠岳住民連帯」は、貧困地域であるソウル市冠岳区の団体や貧困者が集まりできた住民組織です。社会的弱者だけを組織する住民組織運動は限界があるのではないか。貧困問題や、様々な問題を解決する為にも地域運動をしなければならないのではないかと、99年度からまちづくり運動へと転換します。「貧困地域での住民組織化で大切なことは、住民自身が主体となって権利を知ることです。社会的自立や政治自立も必要だが経済的自立が最優先的に重要な課題のため、生産者協同組合を組織化した。経済的自立が、貧困層から脱皮することになるため、行政だけに頼るのではなく、自分たちで乗り越えることが本当の自立と考え活動してきました。」と語っています。
対話集会では、保守勢力に政権交代するなか、韓国及びソウル市において、普遍主義を根本に据えた社会福祉が後退局面にあると聞いているがその現状、コロナ禍における韓国及びソウル市の貧困格差問題の現状と支援の取り組み、特に「住民連帯」運動がどのような取り組みをおこなっているか活動の現状などお聞きしたいと思います。

日時：2022年10月25日（火）16時30分〜18時30分
会場：パルシステム生活協同組合連合会本部７F大会議室（80名規模）
新宿区大久保2-2-6 ラクアス東新宿東
東京メトロ副都心線・都営地下鉄大江戸線東新宿駅B3出口から徒歩3分
JR山手線新大久保駅から徒歩10分

参加申込み：https://forms.gle/2QirHKDffiror4Zg7
開催方法：対面とオンラインのハイブリッド形式 *YouTube配信あり
主催：一般社団法人反貧困ネットワーク
協力：パルシステム生活協同組合連合会

問合せ：info@hanhinkonnetwork.org