2021年3月19日(木)
うつけんスクールの第3回講義を開催しました。
「国際シンクタンクの政策提言」と題し、猿田佐世弁護士(新外交イニシアティブ(ND)代表)を講師に、ワシントンへ日本側からの提言を届ける重要性を学びました。
一部の声しか届かない日米関係の現状や提言、そしてケーススタディとして沖縄基地問題、原子力政策などについてもお話いただき、目から鱗のお話が多く、行動する市民への新しい視点を頂きました。
猿田さんは講義後のグループシェアの時間までご参加くださり、大変濃厚な3時間となりました。
ゲスト講師
猿田佐世(さるた さよ)
新外交イニシアティブ(ND)上級研究員・弁護士(日本・ニューヨーク州)・立教大学講師・沖縄国際大学特別研究員
新外交イニシアティブHP
早稲田大学法学部卒業後、タンザニア難民キャンプでのNGO活動などを経て、2002年日本にて弁護士登録、国際人権問題等の弁護士業務を行う。2008年コロンビア大学ロースクールにて法学修士号取得。2009年米国ニューヨーク州弁護士登録。2012年アメリカン大学国際関係学部にて国際政治・国際紛争解決学修士号取得。大学学部時代からアムネスティ・インターナショナル、ヒューマン・ライツ・ウォッチ等の国際人権団体で活動。 ワシントン在住時から現在まで、各外交・政治問題について米議会等で自らロビーイングを行う他、日本の国会議員や地方公共団体等の訪米行動を実施。米議員・米政府面談設定の他、米シンクタンクでのシンポジウム、米国連邦議会における院内集会等を開催。 研究課題は日本外交。基地、原発、日米安保体制、TPP等、日米間の各外交テーマに加え、日米外交の「システム」や「意思決定過程」に特に焦点を当てる。うつけんスクールとは
市民一人ひとりがプレイヤーになる民主主義の実現をめざし、宇都宮けんじが各界のプロフェッショナルをお迎えして、政治や社会を変える方法を学ぶオンラインゼミです。
2021年1月よりスタートした本スクールは、200名以上もの受講生が参加してくださっています。詳細はうつけんスクールHPをご覧ください。