2021年4月29日(木)
命の危険があり、保護を求めて逃れてきた人々を迫害し続ける国・日本。難民認定率はわずか0.4%と異常な低さに留まり、申請者を入管施設に閉じ込め、死に至らしめている。
その現状を改善するどころか、真逆の方向を向いた「改悪」でしかない入管法改定案が現在、国会で審議されている。この法案を阻止するために、私たちにできることは何か。
長年この問題に取り組んでこられたフォトジャーナリストの安田菜津紀さんと、自身も当事者でありながら支援活動を続けるナイジェリア出身のエリザベスさん、社会起業家の青山明弘さんを迎え、宇都宮けんじとともに考えます。
命の危険があり、保護を求めて逃れてきた人々を迫害し続ける国・日本。難民認定率はわずか0.4%と異常な低さに留まり、申請者を入管施設に閉じ込め、死に至らしめている。
その現状を改善するどころか、真逆の方向を向いた「改悪」でしかない入管法改定案が現在、国会で審議されている。この法案を阻止するために、私たちにできることは何か。
長年この問題に取り組んでこられたフォトジャーナリストの安田菜津紀さんと、自身も当事者でありながら支援活動を続けるナイジェリア出身のエリザベスさん、社会起業家の青山明弘さんを迎え、宇都宮けんじとともに考えます。
ゲスト
安田菜津紀(やすだ・なつき)
NPO法人Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト
1987年神奈川県生まれ。NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)所属フォトジャーナリスト。同団体の副代表。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『写真で伝える仕事 -世界の子どもたちと向き合って-』(日本写真企画)、他。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。
Web:https://d4p.world/
YouTube:https://www.youtube.com/c/DialogueforPeople/
Twitter:https://twitter.com/dialogue4ppl
エリザベス・アルオリオ・オブエザ
ナイジェリアの少数民族出身。地域の悪習である女性器切除から逃れ、1991年に観光ビザで初来日。2006年に入管に出頭して在留許可を申請したが認められず、11年と16年に2度収容された。現在は仮保釈の身ながら毎日のように入管施設に通い、被収容者の支援を続ける。