1/17うつけんトーク「隣人のあなたへ：差別する社会を乗り越えるために」

1月17日（火曜）20:00〜

ずっと日本人だと思っていた自身のルーツが韓国にあることを、14歳のとき父親を亡くして知った安田菜津紀さん。 それまで隣国を蔑むような発言や差別的なニュアンスが耳に届いても直接痛みを感じずにいられた「日本人として生きることのマジョリティ性」をも知る安田菜津紀さんは、日本の社会が抱える差別の問題をどのように見つめ、発信しておられるのか。 光が当たることが少なく、声をあげることも憚られてきた日本にいる外国人への差別問題は、ようやく微かな声として発せられ、少しずつ社会が変化する希望が見えている一方で、依然として残るあらゆる差別。とくに「殴っても、殴り返してこない」と分かっている弱者へ向けられる人権侵害が、個人のSNS発信だけでなく、入管での事件や技能実習制度の問題など、社会のいたるところに根深く存在しています。 自分自身とその家族に向けられたヘイトコメントに対する裁判を起こし、差別を禁止する法律がないという根本的な問題を社会に問う活動もされている安田菜津紀さん。 差別を許さないという人権に対する私たちの意思表示が、すべての人にとって生きやすい社会を作っていくと訴え続けてきた宇都宮けんじ。 差別を乗り越え、隣人とともに生きやすい社会をめざす二人のライブ対談をお届けします。 安田菜津紀さんは、ウィシュマさんの入管での死亡事件に関するテーマに引き続きの対談トークご登壇です。

ゲスト：安田菜津紀 認定NPO法人Dialogue for People副代表／フォトジャーナリスト Web：https://d4p.world/ YouTube：https://www.youtube.com/c/DialogueforPeople Twitter：https://twitter.com/dialogue4ppl